こっちのけんとって誰？なぜ人気？名前の由来・経歴・生い立ちを徹底調査！

2024年大みそかの紅白歌合戦に初出場がきまった男性アーティスト、「こっちのけんと」さん。

「こっちのけんと」さんの名前を初めて聞く方もいらっしゃいますよね。

世間ではもうすでに認知度が高いようですが、筆者も知らなくて「こっちのけんとって誰？」となっています。

そこで今回は「こっちのけんと」さんを理解するため、

を徹底調査してみます！

こっちのけんとって誰？

引用元：TBS NEWS DIG

↓こっちのけんとプロフィール↓

本名	菅生健人（すごうけんと）
生年月日	1996年6月13日
年齢	28歳（2024年11月時点）
出身地	大阪府箕面（みのお）市
学歴	駒澤大学卒
職業	マルチクリエイター
レーベル	blowout Inc.

こっちのけんとさんと言えば、2024年5月配信の楽曲「はいよろこんで」が瞬く間に大ヒット！

曲中の「ギリギリダンス」を踊ってみた動画がTikTokを中心にトレンドとなったそうです！

「はいよろこんで」のSNS総再生回数は140億回を突破（2024年11月時点）。

日本だけでなく、海外チャートでも1位を獲得するほどの超人気楽曲みたいです！

キャッチコピーは「緑のマルチアーティスト」

こっちのけんとさんは作詞作曲といった楽曲制作だけでなく、映像制作やデザインまで手掛けていらっしゃいます。

ご自身が緑色が好きみたいで、メガネ、髪、服装が緑色のことが多いですよね。

こっちのけんとさんのキャッチコピーは「緑のマルチアーティスト」だそうです。

こっちのけんとは俳優・菅田将暉の弟！

引用元：MOVIE WALKER PRESS

こっちのけんとさんは、俳優・歌手の菅田将暉さんの実弟であることは有名ですね！

世間では、こっちのけんとさんと菅田将暉さんは「兄弟なのに全然似てない」とよく言われます。

こっちのけんとさんもYouTubeチャンネルで、ご自身のことを、

似てないのはごめんなさい、似たかったとは思っています。

と自虐っぽく紹介していますが、兄・菅田将暉さんとは全く別物のけんとさんの魅力をお伝えできればと思います。

そして、こっちのけんとさんには俳優の弟さんもいらっしゃいますよね。

引用元：菅生新樹さんのInstagram

こっちのけんとさんの弟さんは、俳優・モデルの菅生新樹（すごうあらき）さんです。

菅生新樹さんは、現在ＮＨＫ朝ドラ『おむすび』に出演されています。

こっちのけんとさんの夢は、いつか兄・菅田将暉さんと、弟・菅生新樹さんと3人でラジオ出演し、雑談をすることだそうです。

こっちのけんって誰？なぜ人気？

引用元：こっちのけんとさんのX

こっちのけんとさんは、6thシングル「はいよろこんで」が大ヒットとなっていますが、なぜこんなに人気があるのでしょうか。

Xの投稿をまとめると、

この2点かなと思います。

こっちのけんとのせいで眠れんよ。。
脳内再生されるんやもん。。

— Na (@Ro9Rw) December 1, 2024

こっちのけんとさんのはいよろこんで
テンポ良くて明るい感じのメロディなのに歌詞がなかなか闇深い…
闇を明るく表現してるのすごいな

— ニャミ(・ω・) (@nyaaamiii1182) December 1, 2024

確かに、一度聴くと耳に残る独特なフレーズとメロディ、そしてMVもインパクトありますよね！

「はいよろこんで」の曲中に出てくる「ギリギリダンス」は、多数の踊ってみた動画がTikTokなどに投稿されています。

@suppokopeppoko @Mrs. GREEN APPLE さんとギリギリダンス！ギリギリの場所で踊らせてしまってすみません🙇ありがとうございました！！ #MrsGREENAPPLE さん#ライラック #ミュージックステーション #ギリギリダンス #はいよろこんで #こっちのけんと #ダンス #歌ってみた #love #踊ってみた ♬ はいよろこんで - こっちのけんと

▲こちらは、こっちのけんとさんご自身がMrs.GREEN APPLEの藤澤涼架さんとコラボして「ギリギリダンス」を踊っていらっしゃいます。

また、こっちのけんとさんの楽曲の歌詞は、ご自身の体験をもとに書かれていて、思わず共感してしまう内容になっています。

こっちのけんとさんの所属レーベルのプロフィールにも、以下のように紹介されています。

実体験をもとにした人間味のあるパワフルだけどどこか繊細な楽曲で経験をしたことがなくとも聞いた人が「自分事」として捉えてしまう共感性の高い歌詞が特徴。

引用元：blowoutの公式ページ

一度聴いたら覚えてしまうフレーズとメロディ、そして思わず共感してしまう歌詞の内容が、こっちのけんとさんの人気の秘訣のようです。

こっちのけんって誰？名前の由来

引用元：JJ OFICIAL SITE

「こっちのけんと」、変わったアーティスト名ですが、名前の由来はあるのでしょうか？

こっちのけんとさんは過去に就職活動をされて、上場企業に入社し、会社員として1年間ほど働いていたそうです。

自分にふさわしい職業だと思って入社したその会社では、背伸びをして、人に良く見られるため着飾って生きていたとか。

その頃から2種類の自分を使い分けていたそうですよ。

「あっちのけんと」…会社で背伸びをしている自分

「こっちのけんと」…家に帰ってからTシャツ1枚でリビングでくつろいで歌っている自分

なぜ「こっちのけんと」にしたのでしょうか？

そのあとアーティストになるときに、着飾っているよりは、ふだんの自分が本当に思っていることを出せるようになりたいなと思ったので、「あっち」より「こっち」のけんとでいたいなと思って、この名前にしました。

引用元：NHK大学生とつくる就活応援ニュースゼミ

なるほど・・・「あっちのけんと」なのか「こっちのけんと」なのか混同していましたが、名前の由来を知ると、すんなり覚えることができました！

こっちのけんとって誰？経歴

引用元：日テレNEWS

こっちのけんとさんの経歴をご紹介します。

①大学在学時、アカペラサークルに所属

\\⭐️出演情報⭐️//

【 #鳴声刺心15周年ライブ 】

▶︎2024.01.28(Sun) @池袋mono
▶︎開場 17:00/開演 17:30
▶︎チケット ¥2,000＋1DRINK

この先もずっと、
鳴声刺心が輝き続ける魔法をかけちゃいます🪄✨

皆様のお越しをお待ちしてます！🎩 https://t.co/Un0ardpP1e pic.twitter.com/riBQSN3GXp

— ケミカルテット (@chemi4_meisei) December 4, 2023

▲ケミカルテットは現在もたまにライブ活動をされているようですね。

②就職を経て音楽活動へ

こっちのけんとさんは大学卒業後、一般企業に就職し、コンサルタントのお仕事をされていました。

でも、まだ新人なのに企業の社長さんなどに物を教えないといけない仕事内容に矛盾を感じ、うつ病を発症して辞めてしまったそうです。

音楽活動の復帰のきっかけは、お父さんの還暦パーティで歌を披露したこと。

こっちのけんとさんご自身がその時のことを次のように語っていらっしゃいます。

僕は歌が得意だったから歌ってほしいということでした。ただ当時はうつ病の真っ最中で、家族とも連絡が途絶えていた。
でも、なんとか会場に行って久しぶりに人前で歌った時に会場の人たちが涙を流しているんですよ。
お客さんの中には日本の経済を動かしているような人もいました。そんな人たちも泣いている。
そこから歌を続けた方がいいと感じました。

引用元：Future

ご自身の歌った歌が人の心を動かした瞬間が、「こっちのけんと」が歌い手として目覚めた瞬間だったんですね！

③2019年から“1人アカペラシンガー”としてYouTubeで活動開始

こっちのけんとさんの肩書は、全て口だけで曲を演奏する“1人アカペラシンガー”。

活動し始めた頃から、他のアーティストのステージでバックコーラスを担当していたみたいです！

④2022年8月からオリジナル楽曲の配信を開始

こっちのけんとさんは、2022年8月配信の1stシングル「Tiny」を皮切りに、これまで7回、オリジナル楽曲を配信してこられました。

こっちのけんとさんの代表的な楽曲の記録は以下の通りです。

⑤2024年大みそかNHK紅白歌合戦出場が決定！

引用元：テレ朝NEWS

2024年の紅白歌合戦に、こっちのけんとさんの初出場が決まりました！

こっちのけんとさんは、2023年9月に、ご自身のSNSで“双極性障害”と診断されたことを公表され、約1年間病気と闘ってこられました。

※双極性障害：躁状態（気分の高揚・活力および活動性の増加・睡眠要求の低下）とうつ状態（抑うつ気分・気分の低下・活力及び活動性の減少）のエピソードが反復するもので、軽躁で数日間、躁状態で1週間以上、うつ状態は２週間以上続く。
※参考サイト：NCNP病院HP

「はいよろこんで」は闘病中に発表され、大ヒットとなったのですごいですよね。

こっちのけんとは「テレビ出演情報」として「１２/３１（火）NHK『第75回紅白歌合戦』ありがとうございます」と感謝を述べ「病気に負けても自分には負けないために、僕らの可能性を夢の舞台で披露します。よろしくお願いします」と意気込みを見せた。

引用元：日刊スポーツ（2024.11.20）

こっちのけんって誰？生い立ち

引用元：PHP ONLINE

こっちのけんとさんの生い立ちについて調べてみました。

小さい頃は兄弟間で孤立を感じていた

こっちのけんとさんが小さい頃は、人としゃべりたくなくて、ずっと家に引きこもっているような子だったそうです。

それとは対照的に、兄・菅田将暉さんと弟・菅生新樹さんは活発なタイプの子どもだったそうで、しかも2人の仲がすごく良かったみたいで、こっちのけんとさんだけ孤立していたそうです。

お母さんも、自分よりも、活発なお兄さん、弟さんを偉いと思っているとこっちのけんとさんご自身が感じていたとか。

しかし、兄・菅田将暉さんがこっちのけんとさんのことを褒めているところをお母さんが見て、お母さんもけんとさんの良さに気づいたみたいですよ。

大人となった今では、兄弟3人とても仲が良いそうです！

引用元：こっちのけんとさんのInstagram

兄弟3人でたまに集まって、相談したり、遊んだり、一緒にUSJに行くこともあるそうです！

小さい頃から音楽に慣れ親しんでいた

こっちのけんとさんは小さい頃からダンスを習っていたとのことです。

もともとサッカーをやっていてディフェンス担当でしたが、チームが強すぎてポジションが暇だったため、ずっとくるくると踊っていたそうです。

それを見てお母さんが

と思ったらしいです。

小さい頃からダンスをしていたことについて、こっちのけんとさんは以下のように語っています。

音楽という見えないものを、体で表現することで見えるものに変換する、それを学べたことが僕の中ですごく大きくて、今にいきています。

また同級生が聞いたこともないようなコアな音楽を自分は知っているっていう自信も生まれて、音楽への初めの一歩につながった気がします。

引用元：NHK大学生とつくる就活応援ニュースゼミ

また、お父さんは音楽が好きで、ギターを弾いたり、フォークソングをよく流したりしたそうです。

こっちのけんとさんが影響を受けた吉田拓郎さんやさだまさしさんは、お父さんが良く流していた曲だったんですね。

音楽を始めたきっかけは小学６年生の時

こっちのけんとさんが人前で初めて歌ったのは、小学６年生の時。

文化祭の演劇で、同級生が主題歌を作って、「歌うまい人に歌ってほしい」と選ばれたのがこっちのけんとさんだったそうですよ！

それで、こっちのけんとさん自身が「人前で歌ってもいいのかも」と自信がついたのが始まりだそうです。

兄・菅田将暉への劣等感でいっぱいだった

兄・菅田将暉さんが仮面ライダーシリーズに出演し、芸能界デビューしたのは2009年、こっちのけんとさんが中学生の頃でした。

引用元：Cinema Cafe net.

それから「菅田将暉の弟」という評価がこっちのけんとさんにずっと付いて回るようになったそうです。

兄が仮面ライダーとしてデビューした頃、中学生だったこっちのけんとは、周りから「菅田将暉の弟」と言われる怖さを感じていた。ゴミ箱から自分の筆箱が出てきたり、ネットにプライベートな情報が晒されたり。大学生になって自分なりの道を求め活動するも、それも兄と自分を比較してしまい挫折。それからは「兄の顔に泥を塗らないように」「理想の菅田将暉の弟でいるように」と生きてきた。

引用元：ORICON NEWS

「菅田将暉の弟」だから立派でなければ、と、ご自身のありのままの人生を生きられないのは相当つらいですよね。

大学時代にアカペラサークルで2度優勝した時は自信がついたみたいですが、数か月後に兄・菅田将暉さんはアカデミー賞で最優秀主演男優賞を獲得。

さらに菅田さんが歌手デビューもしたため、「自分に唯一残された音楽を取られた気がしていた」そうです。

それで、また理想の「菅田将暉の弟」を生きる、というレールに逆戻り。

上場企業に入社するも、お兄さんの活躍を喜ぶ家族の姿に羨ましさを感じ、さらにお仕事の悩みも相まってうつ病を発症し、退職に至ったそうです。

こっちのけんとさんが、お兄さんに対する劣等感を脱することができたのは、自分の歌に感動する人がいることを知ってから。

こっちのけんとさん初のオリジナル楽曲「Tiny」は、お兄さんに対する様々な感情を整理し、良い方向へ昇華させた見事な作品だと思います！

こっちのけんとさんの楽曲は、同じように悩んでいる全ての方への応援メッセージにも聞こえます。

こっちのけんとさんご自身が、

こうした曲を生み出すためには「菅田将暉の弟」として弱々しく生きてきたことに意味があった
※引用：女性自身

僕にとって兄の存在は宝です
※引用：女性自身

と語っていらっしゃいます。

菅田将暉さんも、小さい頃からずっと弟のこっちのけんとさんを可愛がってこられたのでしょうね。

今でもそれは変わらないみたいで、ご兄弟でとても良い関係を築いているそうです！

いかがでしたか？

こっちのけんとさんについて調べていくうちに、書きたいことがたくさん出てきて、長くなってしまいました。

まだ病気も完治していないでしょうし、ご無理のないように、活動を続けていかれることを願います。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました！